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内田輝明の社会人大学院入試体験記

このページは、内田輝明が、1998年4月入学の早稲田大学大学院社会科学研究科修士課程の社会人入試を受けたときの体験記からスタートしました。
その後、1999年度に合格した方から体験記をいただきましたので、あわせて掲載してあります。

質問コーナーに追加をしました。(1999.2.4)
1999年度合格体験記募集を追加(1999.3.10)
1999年度合格者の声を追加(1999.3.16)
1999年9月に行われる入試フェアの告知を追加(1999.9.5)→補足(1999.9.12)
このページが、角川書店『ザテレビジョン日生版』2月20日号で紹介されました。
このページが、『しんきんVISAはれ予報』1999年4月号で紹介されました。


今後の入試については各自がご確認ください。
設置科目等、詳しいことは 早稲田大学大学院社会科学研究科 のページをご覧ください。早稲田大学には、入試資料コーナーもあります(西早稲田キャンパス1号館)。 1999年度入学試験日程は、こちらです。

私が所属している研究室は、こちらで、私が受講している講義等は、こちらで紹介しています。 また、内田輝明のリンク集の「早稲田」「大学院」もご参照ください。ネット上の大学院情報にリンクをはってあります。


1999年度


「社会人のための大学・大学院フェア」のご案内(1999年9月11日・東京=終了)

昨年は大盛況だったこのフェア、今年は私も相談員として参加しました。
当日受けた質問のいくつかを、後日ここに掲載します。

フェアの内容 各大学の入学案内、資料の配付
大学別進学相談
EXECTIVE執筆陣による特別講演
編集部員・合格者によるキャリアアップ相談&入試相談…
主 催 株式会社ダイヤモンド社 月刊誌エグゼクティブ
日 時 1999年9月11日(土)13:30-18:00
場 所 新宿エルタワー13F グリーンホール
対 象 大学・大学院への入学をはじめ、通信教育・聴講生・科目等履修生・公開講座・生涯学習などを希望する社会人の方
参加方法 予約不要(読者限定セミナーを除く)、無料
参加大学(予定)青山学院大学、桜美林大学、鎌倉女子大学、川村学園女子大学、國學院大學、国際大学、国際基督教大学、駒澤大学、産能大学大学院、昭和音楽大学、女子美術大学、清泉女子大学、聖徳大学、専修大学、拓殖大学、玉川大学、大東文化大学、千葉商科大学、千葉工業大学、中央大学、東京国際大学、東京情報大学、東京電機大学、東京農業大学、東京理科大学、東洋大学、東洋英和女学院大学、日本大学、フェリス女学院大学、文京女子大学、法政大学、武蔵工業大学、武蔵野女子大学、明治学院大学、明治大学、明治学院大学、明星大学、立教大学、立正大学、早稲田大学
問い合わせ先 事務局 Tel.03-3572-2821
[email protected]

内容は、ダイヤモンド社『エグゼクティブ 9月号』から引用しました。
なお、同誌には京都で行われるフェアの告知も載っています。


1999年度合格者の声
(政策科学論専攻流通科学研究指導 和田 真司さん)

和田真司の学習参考書を紹介します。仕事を持ちながらでも効率的に勉強するのに適したものですから是非、参考にして下さい。

英語

論文1 論文2 その他、このホームページで知り合った内田輝明さんには、お忙しい中お会いいた だき、とても有益なアドバイスをいただきました。
内田さん、どうもありがとうございました。

和田 真司 [email protected]


1998年度


社会人入試のしくみ

一般入試の出願資格との大きな違いは、「1998年4月1日現在、学士の学位取得後3年以上を経過した者」という要件があることです。その間の経歴は問われないようです。私はちょうど3年ですので、今年が初のチャンスでした。

試験は、土曜日に行われるので、有職者も受験しやすくなっています。

受験に際して、職場の受験承諾書や推薦状は必要ありません。

出願期間 1998年2月9日(月)−2月19日(木)
第1次試験 1998年2月28日(土)10時30分−15時30分
第1次試験合格者発表 1998年3月4日(水)15時(掲示)
第2次試験 1998年3月7日(土)
第2次試験合格者発表 1998年3月9日(月)13時(掲示)
入学手続期間 1998年3月12日(木)−3月14日(土)

試験は、第1次試験に合格した者だけが第2次試験を受けることができます。

第1次試験 外国語(英・独・仏語のうち1か国語選択/辞書1冊持込可)
論文�T(社会科学の基礎知識に関する問題を1題選択)
論文�U(志望する研究指導に関する科目)
第2次試験 研究計画書の審査
面接

入学試験要項、過去の入試問題(過去問)は、早稲田大学入試課(大隈会館1階)で閲覧できます。研究科の事務所にもあります。


一般入試との違い

実はこの社会人入試、試験日程も試験問題も、一般入試とかなり似ています。試験問題は全く同じという研究指導が多いです。
合格者数(下の「合格発表」を参照)を見ても、とくに一般枠、社会人枠があるような感じではなく、何が違うのか、よくわかりません。

そういえば、社会人入試で外国語の試験があるのは、少数派ですね。


受験準備(外国語)

外国語の試験は英・独・仏語のうち1か国語選択ですが、ここでは私が受けた英語の試験について書きます。

試験は、英文和訳です。2問出ますが、1問選択ではなく、2問必答です。

出題される文章の傾向は、出願書類と一緒に配られる「入学試験要項」が大いに参考になります。「大学院社会科学研究科の概要」や「演習授業内容」を熟読し、キーワードをチェックして英訳しておくのです。

これで教授の好みのテーマがだいたいわかりますので、かなり範囲を絞ることができます。また、この作業は、論文�T・�Uの問題傾向を知る上でも役に立ちますし、面接対策にもなります。もっとも、こういうものは本来、受験を決める際に熟読しているはずですが。

試験では辞書が使えますので、単語をたくさん頭に詰め込むよりも、基本単語を確認したら基本的な文法をしっかり理解することに時間を割いたほうがよいと思います。

私は、単語に関しては、よく引く単語は事前に折り目や印をつけてすぐ引けるようにして時間短縮を図りました。

文法に関しては、大学受験の勉強で使った基礎的な参考書を使いましょう。新しい参考書に取り組むよりも、少しでも慣れたものを使うほうが、時間のない社会人受験生には賢明です。きちんと理解できているところはとばして、あいまいなところだけを勉強し、最後まで不安だった文法事項は、辞書の片隅にメモしておきました。

あとは過去問になれておくということでしょうか。

えらそうに書いている私ですが、いま書いたことは実は「やろうと思ったこと」で、実際はほとんど満足にできないまま試験に臨んだのでした。


受験準備(論文)

英語と同様、テーマは、「入学試験要項」と過去問でほぼ絞れます。論文�Tは4問から1問選択ですから、自分の専門分野に近い問題が、1問はあるでしょう。

論文�Uは1問必答ですが、指導教員の論文などを調べておけば事前にだいたい絞れますし、答えられると思います。

正直に言いますと、英語の準備で精一杯だった私は、論文科目の準備はほとんどしませんでした。外国語が第1次試験の合否を左右すると聞いていましたので、無理もないことです。


受験準備(研究計画書)

出願時に指定の用紙に800字以内で書きます。私と、研究室の同期生が書いた計画書を、こちらに載せています。

私は、研究テーマとおおまかなスケジュールに、学部で勉強したことや仕事との関連性、社会人としてどう取り組むかなどを交えて、まず思うままに書いて(約5000字になりました)、それを800字に凝縮して提出しました。

これがなかなか書きあがらなくて、私は出願が締め切りぎりぎりになりました。

ときには合否を左右するものなので大切ですが、あまり凝るとほかの勉強ができませんから、早めに書き上げてしまったほうがよいかもしれません。

また、書き上げたら1度誰かに読んでもらうといいと思います。私は、一足先に大学院に合格した友人に読んでもらいました。


第1次試験(外国語・論文�T・論文�U)

英語

1998年度は、幼年労働に関する文章(約240語)と、地球温暖化に関する文章(約210語)の2問が出ました。地球温暖化については、前日に雑誌でチェックしたばかりでした。

試験時間は1時間30分です。

私は、過去問が時間内に終わらない状態のまま試験に臨んだのですが、案の定、本番でも2行ほどやり残してしまいました。でも、大意は把握できましたし、書いたところはそれなりにできていたと思います。

ちなみに、私が持ち込んだ辞書は、研究社の「リーダーズ英和辞典」です。帰宅してから、かつて大学入試レベルで使っていた辞書で確認したところ、載っていない専門用語が結構ありました。でも、「大きい辞書は引くのが大変だからコンサイスを持ち込んだ」という人もいます。要するに使いやすいものがいちばん。

論文�T

1998年度は、地球温暖化、東アジアの成長、法と社会的規範、政治家らの倫理性の涵養の4テーマから1つを選ぶ問題でした。

試験時間は1時間です。

解答用紙は、大学の定期試験の解答用紙に似た形で、字数制限はありませんでした。解答用紙は2枚まで使えます。

私は法律が専門ですので、法と社会的規範について書きました。

論文�U

論文�Uは、志望する研究指導ごとに1問出題されます。過去問と教員の論文などをチェックしておけば大丈夫でしょう。

論文�Uの試験時間も、1時間です。


第2次試験(研究計画書の審査・面接)

どのような研究をしたいか、仕事と両立できるか、学費は払えるか、というような質問だったと記憶しています。出願時に提出した研究計画書をもう1度読んでおきましょう。

合格発表

合格発表
地球社会論専攻
入試区分志願者数合格者数入学手続者数
一般651616
社会人671210
政策科学論専攻
入試区分志願者数合格者数入学手続者数
一般2255
社会人601212

『1999早稲田大学大学院/社会人入学案内』による

私は、合格できると思っていなくて、職場の上司への事前の相談をしていなかったので、結果的に迷惑をかけてしまいました。

夜間大学院ですから仕事を休んだりする必要はないのですが、できれば事前に相談しておくべきでしょうね。落ちたときのことを考えるとやはり躊躇してしまいますが。

もっとも、職場に内緒で通学している方もいらっしゃいます。


よくある質問

○○先生の研究室について教えてください。(1998.10.18)
社会科学研究科は、社会科学全般を扱いますので、研究室によって研究分野がずいぶん違います。私の知り合いがいるところであれば、その人から話をきいたり、その人をご紹介したりすることは可能ですが、一番よいのは先生と直接話をすることです。
先生にはどうやって連絡をとればいいですか。(1998.10.18/12.14)
「研究室に何度も電話をしたけれどいつも留守で、結局1度も話ができないまま試験日を迎えてしまった」という同級生がいます。確かに、常時研究室にいらっしゃる先生は少ないです。
連絡を取る方法はいろいろあると思いますが、一番確実なのは、授業時間の後にでも教室でつかまえて、約束を取り付けることでしょうね。
決まった時間は研究室にいらっしゃる先生もいらっしゃいます。社会科学部専任教員オフィスアワー一覧をご参照下さい。
先生にお会いしたら何を聞けばよいですか。(1999.2.4)
実はこの質問は非常に多かったのですが、今まで個別にお答えしていました。
逆に質問したいのですが、ではなぜ先生にお会いしようとするのでしょう?
聞きたいことや話しておきたいことがあれば、何でも先生に直接聞いてみるべきですが、とくにそれがなければ、お会いする必要はないと私は思います。
「入試に合格するためには、事前に先生に会わなければいけない」という強迫観念は捨てましょう。
○曜日しか通えないのですが、大丈夫ですか。(1998.10.18/12.30)
研究指導と演習は、必修で時間が決まっていますので、時間割によります。先生に相談してみましょう。
また、大学院の時間割は例年あまり変わりませんので、同じ曜日だけ修業年限以上通っても、履修する授業がなくなってしまう可能性はあります。
入試要項や、過去の入試問題はどこで入手できますか。(1998.10.18/12.20)
早稲田大学入試課にあります。大学院社会科学研究科事務所にもあります。入試課は朝から夕方まで、研究科事務所は午後から夜まで開いていますので、早朝と深夜以外は、どちらかが開いています。
修了後の進路を教えてください。(1998.10.18)
大学院社会科学研究科事務所の窓口できいたところによると、社会人入試・一般入試を問わず(一般入試合格者の多くも社会人だそうです)社会人院生は、そのまま社会人を続けるという方が多いそうです。
職をもたずに入学した院生の進路は、博士課程進学や、博士課程に進むための浪人、教職などだそうです。
先生の研究業績は、どのように調べたらよいですか。(1998.12.25)
方法は色々ありますが、ここではネット上で調べるのに有益なページをいくつか例示します。お試し下さい。
各教員の研究活動状況(早稲田大学)で研究業績を検索する
早稲田大学社会科学部のページで教員のホームページを探す
NACSIS Webcat 総合目録データベース(学術情報センター)で著書等を探す
早稲田大学図書館の蔵書目録 WINEで著書を探す
最近1年間に整理した和図書(国立国会図書館) で著書を探す
新刊情報および書籍検索(図書館流通センター)で著書を探す
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「社会人のための大学・大学院フェア」のご案内(1998年度)

EXECTIVE編集部の方から、相談員としてこのフェアに出てくれないかというご依頼をいただいたのですが、私は、研究室の合宿があって行けません。
そこで、私は、ここでフェアを告知するという形で、ご協力することになりました。
フェアは、大盛況だったそうです。主催者、参加者、教員みながそうおっしゃっていました。

(1999年度の内容と混同されるといけませんので、1998年度のご案内は削除しました。)


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